こんな方々に嬉しい貸切バス

貸切バスと言えば、修学旅行や冠婚葬祭など、主催者なる第三者が準備してくれる乗り物であり、結果フロントガラスや車体に「貸切」の二文字が刻まれている、そんなイメージが根強いかと思われます。ですが少し頭を柔軟にすれば、私達一個人が貸切バスをチャーターする事は勿論可能であり、何も依頼主を企業や団体に限定するサービスでは無い事に気づかされます。
そして何よりスルーしては勿体無さ過ぎるのが、貸切バスを活用してこそ得られる数々のメリットであり、それらの多くは私達の日常生活に於いて、公共交通機関の利用では十分なクリアが望めぬ事実なのです。ここでは「こんな方々に嬉しい貸切バス」なるタイトルの通り、具体例を幾つかご紹介しながら、そのメリットを皆さんと一緒に確認していきたいと思います。

まずは足腰が弱いご高齢の方や、お怪我を負われている方々を含む集団移動に際し、ベストな交通手段である事は、既に多くの皆様がお気づきの通りです。最近でこそ駅や公道のバリアフリーも充実を見せていますが、それでも徒歩移動に伴う身体的負担は否めません。
貸切バスであれば集合場所までの移動から乗車してしまえば、道中車内でリラックスした状態での移動が可能です。

同時に乳幼児を同伴されての家族旅行、あるいは集団移動に際しても、貸切バスはぜひ選択肢に加えていただきたい交通手段です。新幹線の個室車両も廃車となって久しい今日、授乳スペースの確保は幼い赤ちゃんをお抱えのお母様方にとっては切実な問題です。
第三者に協力を仰ぐ必要の無い貸切バス車内であれば、同乗者の理解を得る上で窮する事もありませんし、車両に搭載されている飲料水や熱いお湯の活用も叶います。

そして何より、例えば学生のサークル活動に於ける合宿、気の合う仲間内での旅行など、周囲に気兼ね無く、車中での飲食やお喋りに興じられるのもまた、貸切バスならではの独占空間あればこそのメリットも見逃せません。
長距離列車内で同様の行為に及べば果たしてどうなるのか、今更綴るまでもない迷惑行為と映る楽しみ方や盛り上がりも常識の範囲内で許容されます。ただしあくまで限度を踏まえた乗車姿勢が求められる事を忘れてはならず、安全走行に支障を来す大騒ぎは勿論論外です。

他にも貸切バスの利用を通じ、より安全快適に目的地に到達できる方々、あるいは周囲への迷惑や影響をより気兼ねせずに移動できるグループは少なくありません。近々一定人数以上での集団中長距離移動のご予定をお持ちであれば、ぜひ貸切バスでの移動もシミュレーションから、そのメリットを見極める作業を実践される事をお薦めいたします。